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8/8 山小屋日記、迷惑な台風

台風5号が迷走のあげく滋賀県を直撃。旅になかなか出られない。

森全体がゴーと音を立て、木々が大きく揺れている。叩きつけるような雨が夜半も降り続いた。夜中に何度も外に出て小屋裏の排水溝の保守をする。流れ込んだ枯葉のかけらが排水パイプの蓋に詰まり、すぐに排水溝が溢れてしまうのだ。

山小屋は箱館山山麓の森の中にぽつんと建っている。立ち上がりの急な箱館山の麓にある緩やかな傾斜地の森だ。大雨の時などは普段は水の流れない場所に流れができる。だから市が作成した防災マップでは土石流警戒区域に指定されているのだ。

小屋の裏手も薄い沢状になっており、斜面を流れてくる水が集まってきて小屋裏に水がたまるので、小屋への浸水を防ぐために小さなU字溝を設置している。

7月末の雷雨でも溝が溢れた

この台風、進路がなかなか定まらず、スピードも遅かった。ようやく本土に向けて動き出したが、なんと近畿地方直撃のコースになっている。5日の土曜日から旅に出るはずだったのに、この状況では出るに出られない。

台風が通過するまで旅の出発を延期し、台風への備えや旅の準備をして過ごすはめになった。近場で遊ぼうと思っても、台風から送り出される暖かく湿った空気で不安定な天気が続いていた。晴れれば猛烈な蒸し暑さだ。

8日になって雨が降り出し、次第に雨脚が強くなった。昼間からヒグラシが大きな声で鳴いているなと思ったら、デッキの柱に停まっていた。雨を避けてやってきたのかな。

外回りの点検や排水溝の保守のために外に出る度に、横殴りの雨でずぶ濡れになる。対岸の長浜では河川が氾濫し、避難勧告も出ていた。まんじりともせず朝を迎えた。

翌9日も午前中は雨が残った。雨が小止みになってから森の被害を点検に行った。木が何本か倒れていたが、大きな被害はなさそうだ。ところが小屋から100mほど離れた場所に行くと森の中を通る里道が川になっていた。普段はほとんど水が流れない小川にかかった橋に流木などが詰まり、行き場を失った水が里道に流れ出していた。

轍のところを水が流れ、路面が50僂曚匹凌爾気忘錣蕕譴討い襦新しい水の流れはしばらく里道を流れ、途中から森の中に蛇行しながら流れていた。めったに車は通らず、地元の人しか使わないような里道だが、自分は冬にスキー場への近道としてよくスキーで歩いたりする道だ。

避難対策や主要な道路の対策が最優先で、修復されるとしても一番後回しになるだろうが、一応写真を撮り、市の防災課に連絡をしておく。

小屋には大きな被害はなかったが、浸水した家屋や避難を余儀なくされた人も多かったと思う。自分にとっては、数日間の待機を余儀なくされ、旅のために取っていた休暇がどんどん減っていくことも哀しかった。まったく迷惑な台風だった。


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