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6/25 山小屋日記、森林セラピー体験

森林セラピーの体験会でマキノ高原の調子ヶ滝へのトレイルを歩いた。水の流れに沿って歩くのは確かに気持ち良い。

普通に山歩きをするだけでも充分癒される。森林セラピーは何が違うのかよくわからなかった。森林セラピーを解説したサイトによれば「森林セラピーは、医学的な証拠に裏付けされた森林浴効果のこと」で、「森を楽しみながらこころと身体の健康維持・増進、病気の予防を行うこと」が目的らしい。そんな説明を読んでも、どうもよくわからない。とにかく体験してみようと思った。

この日は朝からどんよりした天気だ。集合場所のマキノ高原に向かうと、背後の山並みにはガスがかかっている。歩きだす前に唾液中のアミラーゼを測定する機器でストレス度を測定した。終了後に再測定をしてセラピーの効果を検証するということだ。

キャンプ場の脇から調子ヶ滝まで続くセラピーロードに入る。マキノ高原から寒風や赤坂山にはよく登っているが、調子ヶ滝を訪ねたことはなかった。流れに沿ってトレイルは続いている。トレイル沿いの植物やリスの食事跡などを観察しながらのんびり歩く。普通の山歩きならさっさと通りすぎてしまうところだ。

川の流れに降りて、カジカを探した。カジカは流れの中の岩と同化していて見つけにくい。滝近くの樹林ではホウノキに聴診器をあてて木の内部の音を聴いたりした。

水音が聞こえてきて、調子ヶ滝に着いた。思っていたより立派な滝だ。昨夜、雨が降ったので水量も多い。ちょうどここでランチタイムとなった。食後、滝の上部に出る巻き道を一人でたどってみる。滝の落口の上部は小さなゴルジュになっていて、その上にはもうひとつ滝があった。ここから引き返す。いつかこの沢を源流まで遡ってみたい。

森林セラピーもマキノ高原へと戻る。帰りはセラピーロードではなく林道を下った。マキノ高原の広場で輪になって座り、5分間目をとじて周囲の音を聴く。そして聴こえた音をイラストや絵に描くという活動をした。感受性が乏しいのか、近くの沢を流れる水音と小鳥の鳴き声しか聞こえない。へたくそなイラストを描いただけだ。

その後、小さな湿原を案内してもらった。ちょっと変わったトンボや植物を観察。出発地に戻って再び唾のアミラーゼを測定している時、雨がポツポツ落ちてきた。慌てて屋根のある場所に退避した。バタバタと初めての森林セラピーを終了。

小屋に戻ってから考える。森林セラピーという特別なことをしなくても、外遊びの好きな自分は自然の中で遊ぶことで十分癒されるし、気持ちもリフレッシュできる。森の中で暮らす分には毎日の生活自体が森林セラピーみたいなもんだ。自分のやりたいことをすることが自分にとっては一番のセラピーになる。

でも都会で暮らし、ストレスを多く抱える人にはこうしたセラピーも意味のあることなんだろうと思う。人それぞれに合ったストレスの解消方法があり、森林セラピーもその選択肢のひとつだ。少しも科学的ではないが、森や渓流などの自然には確かに人のこころを癒してくれる何かがあると思っている。


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